2015年3月16日月曜日

SIGMA MACRO 1:2.8 f=50mm MULTI-COATED LENS MADE IN JAPAN Φ52 (1002109)



シグマの50/2.8マクロである。マニュアルフォーカス時代のシグマのレンズはチープな造りでチョットガッカリ的な「安かろう、悪かろう。」な印象が強い。スペック的には個性的な変り種と云えるようなレンズも多くリリースして面白かったけどね。

AF時代の80年代後半位からシグマのレンズは変って来て、「安かろう、悪かろう。」で終わらない、コスパの良いレンズが増えて来た記憶がある。このレンズはFDマウントのMF品だけど、当時発売されてたAF用のMFバージョン。調べてみたら89年発売。僕にとってもシグマレンズの印象を良い意味で変えた記憶に残ってるレンズである。



等倍マクロなんでニョキニョキと伸びる。等倍標準マクロは前玉が奥まったレンズが多い中で、このレンズは奥まってない。構成図を見ると9群10枚な構成で、構成スペックも印象深い。



最近まで所有する機会は無かったのだが、最近譲ってもらって入手した。


開放 - α7、JPEG

開放から良く写ります。80年代のマクロレンズは、どこのレンズも文句無しに良く写ります(全部は使ってないけど)。まぁ、当時50/1.4より50/2.8マクロの方がお値段高いワケでしたから、良く写ってくれないと困るワケです。寄れる高画質標準レンズとして使ってる人も多かったのも納得。僕は暗いの嫌いだったので、あまり使って無い。AFカメラや最近のデジタル一眼しか使った事の無い人には、イマイチ判らないかも知れませんが、MF一眼レフだとF2.8って結構ファインダー暗いんですよ


F8 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop

湾曲が非常に少なくて、隅々までシャープで均一。いやぁ~マクロレンズって本当にいいね。もともと、パキパキと絞って撮るのが好きなので僕向きレンズなんじゃないの?ファインダーが明るいEVFのα7ならF2.8でも問題無し。と良い事尽くめに思えるけど、フォーカスの繰り出し量がマクロレンズは使い難い。


F8 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop

右上にフレアゴースト出た。逆光には強くはないけど、まぁ、こんな所でしょう。このレンズを譲って下さったH様は、このレンズを評して「ただただシャープでカサカサ」と仰る。仰る所は判らなくも無いが、こういうカサカサの写真撮る僕には特に不都合無いです。


開放 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop

去年も撮った木蓮。

ボケが汚いレンズだとガチャガチャしちゃう撮影だが綺麗である。


開放 - α7、JPEG>PhotoShop (深度合成5枚)

普段から撮らないけど、マクロレンズなのでマクロっぽいのを・・・・

PhotoShopで開放で写した写真を深度合成で遊んでみた。深度が浅いけど深い、デジタルならではのマクロ撮影。



F2.8 - F4 - F5.6 - F8 - F11 - F16 - F22



F2.8 - F4 - F5.6 - F8 - F11 - F16 - F22

定点は解放こそ周辺減光もあり像も甘さを残すが、一段絞ってF4で十分。F5.6から文句無い。実際にフィールドで使ってると開放以外は差が無い位の印象。マクロレンズって凄いね。

ボケはF2.8なんで面白くも無いけど素直である。

マクロレンズ用の接写テストも、その内追加したい。

こうやって書くと、完璧で非の打ち所が無いレンズのようになっちゃうが、実際に使用すると、そこそこにチープで笑える点もあって中々お茶目なシグマなのである。最近の立派なシグマも良いけど、シグマさんにはお茶目さを失わないで欲しいなぁ。(爆)